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HYBRID_W-ZERO3/購入レビュー/20 ケータイShoin “ワンタッチ変換” は便利

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HYBRID W-ZERO3 でフルキーはなくなったが…

歴代の W-ZERO3 シリーズにあって、HYBRID W-ZERO3 で唯一なくなったもの、それがスライド式のフルキーボードだ。これによって、日本語入力の効率が悪くなったんじゃないか、そう考えて HYBRID W-ZERO3 を敬遠している人も少なくないだろう。確かに、メールやブログなどの文面を書くという行為において、慣れ親しんだフルキーボードが使えないのは嫌だというのは分かる。私も実際そう言うユーザーの一人だ。

だが、W-ZERO3シリーズを選んでいるメインの用途が長文を書くとか、原稿を書くとか、そういう用途なのであれば、今なら迷わず「ポメラ」をお薦めしたい。中でも「ポメラの上位機種 DM20」が QRコードを使って HYBRID W-ZERO3 と連携できるのでお薦めだ。ポメラとの連携という話は、次回以降の購入特集のためにとっておくとして、話を元に戻そう。

HYBRID W-ZERO3 においてフルキーがないのは使い方によっては、確かに魅力を半減させる。しかし、HYBRID W-ZERO3 で使いたい日本語入力のシーンは何も長文ばかりではない。例えば、電車に乗るときに NAVITIME を使って、その際に駅名を入力したい、とか、メールで簡単な返事を書きたい、などといった利用シーンもある。そんな短い単語や文章の入力においては、その HYBRID W-ZERO3 には、フルキーボードがないという欠点を補って、なおあまりある魅力を持った日本語入力機能が用意されていたのだ、というのが今回のテーマだ。

ケータイShoin の“ワンタッチ変換”を使ってみよう

というわけで、今回紹介したいのが HYBRID W-ZERO3 に搭載された日本語入力ソフトケータイShoin の“ワンタッチ変換”機能だ。この機能、なぜ今まで気がつかなかったのかというと、デフォルトでオフになっている機能だからなのである。“ワンタッチ変換” をオンにするのは、ここの設定機能を使う。

「スタート」
 > 「設定」
  >「システム」
   >「ケータイShoin設定」の「全般」タブ。

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ここで、「入力中↑キーで通常変換を行う」にチェックが入っているので、これを外してやろう。これで、“ワンタッチ変換” が使えるようになるのだ。

“ワンタッチ変換” というのは、慣れないと一風変わった変換方法だ。
シャープの最近のケータイでも搭載されている方式なので、馴染みがある方も多いだろうし、昔 (今もあるのかもしれないが、最近スマートフォンばかりなので状況がよく分からない)、NEC N506i とか、N900 シリーズを使っているときに「T9」 という日本語入力方式が搭載されていたので、それをご存じの方は、よく似た機能だと思ってもらえればよい。

一般的なケータイ文字入力というのは、「こ」と入力するためには「か (2)」キーを 5回連続して押すのが普通だ。画面上では「か」→「き」→「く」→「け」→「こ」と文字が変化していき、「こ」を入力することができる。しかし、ワンタッチ変換に使う入力は、もっとユニークだ。「こ」と入力する際には「か(2)」キーを1回だけ押せばいい。そうすると、画面上には「か」と表示される。例えば「こんにちわ」と入力するためには、各文字の先頭文字だけを入力すればよいので、下記のようになる。

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入力してみると画面上には「かわなたは」と入力される。なんじゃこりゃ、という感じなのだが、ここで、XCrawl の↑キーを押下してやると、摩訶不思議なことに、こんな風に変換候補が表示される。この中に「今日は」もあれば「こんにちわ」も入っているので、それらを選べばよい。出てきてみてビックリなのだが、「感熱は」というのも、各文字の各行の頭を拾っていくと「かわなたは」になるわけだ。

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この方式の優れているところは、圧倒的に文字数が少なくて済むことになる。
「こんにちわ」を通常のケータイ文字入力方式で入力するには、
「こ」…「か(2)」を5回
「ん」…「わ(0)」を3回
「に」…「な(5)」を2回
「ち」…「た(4)」を2回
「は」…「は(6)」を1回
の合計、13回のタイプが必要である。
それに対して、ワンタッチ変換の場合には、「かわなたは」と5回キータイプすれば OKだ。後はカーソル上を押して、3回か、5回カーソルを下に降ろせばよいというわけだ。昔から、この手の入力方式には好き嫌いはあるようだが、ツボにはまれば結構使える入力方式なんじゃないかと思う。

細かい操作

使っていく上で、細かいところが気になるかもしれない。
いくつかすぐに気になるだろうことを紹介しておこう。

濁点が付いた文字の入力方法

「展示場(てんじじょう)」という単語を入力するためには、下記のように入力する。
「たわざざやあ」。
もちろん、「ざ」を入力するためには「さ(3)」「゛(*)」と2キーを打鍵する必要がある。
しかし、この「展示場」という例なら、「たわざざやあ」と入力して↑を押せば一発で変換されることになる。

「っ」の入力方法

「実際(じっさい)」という単語を入力するためには、下記のように入力する。
「ざたさあ」。
すなわち「っ」の代わりに「た」と入力すればよい。
「っ」を出すためには、「た(4)」キーを 6回入力する必要があることを考えると、結構な省力化になっているのではないだろうか。

文節変換

それなりの分の変換も可能だ。
例えば「この度はありがとうございます」と入力するなら、
「かなたばはあらがたあがざあまさ」。
すると、場合によってはおかしな変換になるかもしれないが、XCrawl の左右キーで、文節を調整してやると、正しい単語になるはずだ。
また、決定キーを押していくと、文節単位に確定されていく。

文節が間違った場合

文節を間違って確定してしまった場合には、Backspaceキーを押そう。
これで、変換前の状態に戻してくれるぞ。

まとめ

昔、T9を使う際には、通常の入力方式か、T9 かのどちらかを選択する必要があり、ちょっとストレスに感じる場面もあった。しかし、このケータイShoin のユーザーインターフェースであれば、普通のケータイ文字入力方式を使って先頭の数文字を入力して、予測変換を使うもよし、今日紹介したように、各文字の各行の先頭文字をつないで入力して、ワンタッチ変換をかけるもよし、自在に使い分けることができる。

実際にワンタッチ変換を使いこなすには、若干の慣れは必要だが、HYBRID W-ZERO3 ユーザーで、この入力方式を使ったことがない人は、ぜひ、1日くらい試してみてほしい。全員が好きになるとは言わないものの、結構、この入力方式が好きになっちゃう人も多いのではないだろうか。そう感じるのだ。

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Last-modified: Tue, 23 Mar 2010 00:45:35 JST (2535d)